便利なコンビニATMの裏には

突然現金が必要になった時や、一ヶ所でいっぺんに振り込みや返済をしたい時に便利なのがコンビニATM。

しかし銀行側の真意としては、厳しい経営状態を打破するため店舗の数を減らしつつ店舗ネットワークを維持するために注目した場所がコンビニだった、というのが始まり。

コンビニ側も売り上げが落ちている中、ATM利用ついでに買い物をしてもらえるかもと考えていました。そして銀行とコンビニの利害が一致し、コンビニATMが誕生します。

コンビニのATM本体は従来型より設置・運営コストを抑えられるためどんどん広まり、今では複数の銀行がコンビニATMを導入しています。

真の先駆者？

初めてコンビニATMを導入したのは現在の三井住友銀行。その前からアイワイバンク銀行はコンビニやスーパーでのATM展開を考えていましたが、各銀行は猛反対し参入するところはありませんでした。

ところが三井住友銀行がコンビニATMを始めると、各大手銀行も乗り遅れないよう次々と相乗り。今ではアイワイバンクはコンビニATMで1、2を争うシェアを誇っています。