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神様客は1割

「お客様は神様です」という言葉は銀行には当てはまりません。個人の預金者の9割は、利益にならないどころか赤字を生む顧客とも言えます。そしてそういった小口客は、コストに見合わない三大窓口業務と言われている「両替」「振込」「公共料金、税金の納付」に来ることもしばしば。 では何故赤字になる顧客が9割もいるのに損をしないか。それは実は残りの1割の“良い預金者”が利益のほとんどを賄ってくれるからです。

銀行から“良い預金者”と思われるためには数億の預金をしているか、数百万円単位で手数料の取れる投資信託購入者になることが必要です。

庶民には難しいですね…

9割の人にもチャンスが

小口客でも銀行の役に立てる方法もあります。それは経営状態の良くない銀行で預金することです。銀行の経営が傾くと、情報に敏感な大口預金者は早々にその銀行の預金を億単位で引き出してしまいます。そうすると銀行の預金が足りなくなり「少しずつでも良いので誰か預金して!」と小口客でも優遇されます。

しかし沈みかけている船に好んで乗りたいなら…ですが…

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